やめられない人は一気にやめようとする。
やめられない人は「よーしあれもこれも一気にやめるぞ!」と決意します。
やめようとした結果、3日坊主になったり、誘惑に負けてやめられません。
やめられない人は、やめることが、実は行動するのと同じぐらいエネルギーを使うことを忘れてしまいます。
自転車をイメージしたらわかりやすいと思います。
自転車は止まっていてもエネルギーは使いません。
自転車は動き出すと止めるにはエネルギーを使います。
人間には行動の慣性が働きます。
行動の慣性とは「すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止状態を続け、
運動している物体は等速直線運動を続ける」という意味です。
一度何かをはじめて習慣化してしまうと、頑張らなくてもそれほど大きなエネルギーを使わないのです。
やめられない人は失敗を引きずる。
せっかくやめてうっかりやってしまったとき、我慢できないことがあります。
例えば、ゲームをやめると宣言したあとゲームをやってしまった「でも明日からやめればいいや」と
言って、次の日またゲームをやってしまって後悔の念をしてしまうのです。
そしてなんとなくぱっとしない1日をすごしてやってしまうのです。
こういうときやめられない人は、嫌な思い出をおもうだしてしまうのです。
「あーまたやってしまった」「挫折してしまった」「三日坊主になった」とできなかったことを
一度思い出してしまうと止まりません。
「情けない」自分はできない」「あーやってしまった」など
やめられない人です。